【爆買い失速】中国人旅行客の消費は「お土産」から「体験」にシフト

20日、観光庁から発表された今年4月から6月の外国人旅行客の消費動向調査では、中国人旅行客1人あたりの日本での支出が、前年の同月と比較して22.9%減少したことが明らかとなった。中国人旅行客による「爆買い」が勢いを失いつつあるといわれるが、専門家は悲観的に捉えていないようだ。

同日放送された、AbemaTVの報道番組「Abema Prime」では、このことについて詳しい専門家として、外国人旅行者 誘致促進地域創生機構の理事長である坂口岳洋さんをスタジオに招き、話を伺った。



坂口さんは、今回の政府の発表について「(外国人の消費が)落ち込んでいるというよりも、ピークを打っただけ」と分析。

爆買いの勢いが落ちていることに関しては、中国人旅行客は、3年前までほぼ100%が初めての来日だったが、昨年は62%まで減少したことを理由にあげる。日本に複数回来たことで、消費が「お土産」から「体験」にシフトしたと解説した。



番組内では、東京・新宿にあるダイコクドラッグと中継を繋いだ。同店では中国語の商品表示をするなど、中国人対応は万全。現状について、同店の森正一郎さんは「昨年は1人で10点以上同じものを購入していたものが、2、3点しか買わなくなった」と、確かに爆買い客は減ったという実感を語り、1人あたりの外国人旅行客の購入金額の平均は、1万8千円から1万4千円くらいまで減少したと明かした。


しかし、スタジオの坂口さんは、悲観的になる必要はないとコメント。

坂口さんによると、統計では昨年中国人で海外旅行した人数は約1億人で、そのうち日本に来たのは490万人。旅行客自体の数は増加傾向にあるとのこと。

「ポテンシャルはまだある。消費する金額は平均すると20万円弱。これからはものではなく“体験”になる。中国が文化大革命でなくした、昔の中国文化が日本にあり、それを求めてきている」(坂口さん)


また坂口さんによると、「今後は地域(地方)にカギがある」とのことだ。


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