芥川賞・直木賞が決定 小籔「芥川賞が欲しい」と又吉に話していた

7月19日、第155回芥川賞および直木賞が発表された。芥川賞は村田沙耶香氏の『コンビニ人間』、直木賞は荻原浩氏の『海の見える理髪店』(集英社)が受賞。当日の『AbemaPrime』(AbemaTV)では放送予定を変更して受賞発表の記者会見の模様を一部生中継した。



■コンビニバイトは受賞しても続ける意向

芥川賞の「コンビニ人間」は作者がバイトを続けているコンビニを舞台にした小説。この日も働いてから記者会見に望んだ。自身の聖域であるというコンビニを「小説にすることはきっとないと思っていた」が急に書いてみようと思い立ってできた作品だという。

コンビニバイトは続けるのか、という記者の質問に「店長に相談しようと思っていますが……可能なら」と答え会場の笑いを誘っていた。

対して直木賞の「海の見える理髪店」は6篇からなる短編小説集。受賞した荻原浩氏は「いつも心の平和を保つために、ダメだったときのシミュレーションしかしたことがないので、(受賞という)逆の状態になって戸惑っている」とコメントした。



■今回の受賞は「玄人向け」?

番組では書評家の大森望をゲストコメンテーターに迎え、今回の作品や、受賞について解説された。

「芥川賞は本命でした。候補の回数制限っていうのがなんとなくあって、5、6回落とされると候補にしない。これを逃すともう次は……山崎ナオコーラさんとかも候補に入っていたんですが、作品としてみれば『コンビニ人間』が順当。直木賞はちょっと意外でした」と自身の感想を述べた。

先日蓮實重彦氏が受賞した三島賞や、タレントの押切もえが候補に入ったことで話題になった山本周五郎賞に比べると、話題性としては「玄人向け」の結果だという。


また、火曜隔週番組MCの小籔千豊は、2014年に芥川賞を受賞した『火花』の作者であるお笑い芸人の又吉直樹に「願いが叶うのであれば芥川賞が欲しい。めっちゃかっこいいやん」と話したことがあるというエピソードを披露。その後『火花』が芥川賞を受賞し、顔を真っ赤にしたと告白した。しかしながら、小籔は作品を書いたことはないという。


直木賞の『海の見える理髪店』は発売中、小籔も喉から手がでるほど欲しかったという芥川賞の『コンビニ人間』は7月30日に発売される。


続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000