「覚醒剤をさばくシーンも楽しい感覚」 綾野剛、映画『日本で一番悪い奴ら』は青春映画

「AbemaTimes」では、“日本警察史上、最大の不祥事”と言われる「稲葉事件」をモチーフにした、映画『日本で一番悪い奴ら』の主演・綾野剛にインタビュー。「この映画は、青春映画なんです。僕たちは甲子園を目指していた」と本作を語る綾野に映画について聞いた。

――主人公・諸星要一のモデルとなった稲葉圭昭氏は、どういう人柄の方でしたか?

 

すごく色気のある方で、そうとう女性にモテていたと思いますし、引力がある方です。そして、純粋でまっとう。まっとうすぎて、純粋すぎたゆえの結果、ああなってしまった。

――悪い奴らとは言っていますが、映画を観ていて悪人には見えなかったです。

 

稲葉さん自身、お会いした時に憎めない方だったんです。この人、悪い人なのかな? って思うくらいで、稲葉さんだから仕方ない、と思えるほど。また、稲葉さんに関わって事件に巻き込まれたほうが面白いんじゃないかって、ちょっと思ってしまうほど魅力的な方なんです。

――はちゃめちゃなエピソードが多いですが、本当にあったことも少なくないそうですね。

 

諸星がやっていることはフィクションとは言っていますが、情報としてはノンフィクションなんです。誇張はしていますが、事実ではある。目が覚めて、携帯が鳴っていて、触ろうとして拳銃を撃ったくだりも、本当です。

――人間として魅力的ではありますが、引いて観るとこっけいな感じもありました。

 

女性に怒ったりする場面はカッコ悪いですよね。稲葉さんとお会いしたとき、余罪じゃないか? と思うことをお話されていて。これは世の中に出てないことだとか、そのうっかりこぼしちゃう感じ。他人のことをこぼすのではなく、自分のことがこぼれちゃう人で。だからまっとうなんだと思います。

――映画は、その主人公を中心とした社会があって、ハタで観ていても楽しそうでした。

 

この映画は、青春映画なんです。僕たちは甲子園を目指していたというか、皆で覚せい剤をさばくシーンでも、白石監督が球児にゲキを飛ばす感じで演じてほしいと言われたほどで、罪の意識がない楽しい感覚しかない。だから、青春映画になっているんです。



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