急成長するアフリカの経済成長国、エチオピアの現在

日本人にはあまり馴染みのないエチオピア。実は今、大きな経済発展を遂げ、注目を集めている。その内情について見てみよう。エチオピアはアフリカの内陸国に位置し、人口は約9696万人(世界銀行の調査)でナイジェリアに次いでアフリカの中で2番目に多い国だ。


また、ここ10年の間に急速に近代化が進んできた。都心部は近代化が進んできた。若者は日常的にスマートフォンを操作し、コミュニケーションはfacebookで、という日本の若者とさして変わらない。経済の成長に合わせて、起業家の数も増えてきており、中には女性が起業するケースも珍しくない。

加えて、日本人としてエチオピアに注目したいのは、アジアにおける日本やタイと同様、アフリカの中で欧米の植民地になったことがなく、エチオピア帝国と呼ばれ日本では天皇に相当する皇帝という役割がある点だろう。


ジャーナリストの上野きより氏は昨今のエチオピアの発展について「4年前、国連で働いており、食糧支援をする機関である世界食糧計画でエチオピアを三年ほど訪れたが、みるみるいろんなものができていた。街にいると建設現場にいるような気分になる。エチオピア初の電車は昨年9月に開通し、みんなどうやって乗るのか見よう見真似で学んでいる」。としながらも「エチオピアの農村部に行くと日本でいう江戸時代のような水もないし電気も通っていないような場所がある。また畑があるがトラクターなど見たこともなく、くわや牛で耕す光景が一般的である」と語った。

一方、急成長を遂げている裏側には不安も隠されている。「チャット」という噛むと高揚感を感じ、寝ないで仕事ができると言われている麻薬がエチオピアでは合法なのだ。 このチャットという麻薬は海外では高値で売れるため国内でも最大の輸出品となっている。

エチオピアの今後について上野氏は「エチオピアは人口が毎年200万人ほど増えており、若者が多い国である。そして、資源がない国であるので工業化をすすめており、今後もますます発展していく国であろう。しかし、農村部にいる80パーセントの文字も読めない人たちをどう底上げしていくのかが課題である」と語った。

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