テロ事件は今後増加か? フィフィ「テロの防災訓練をしたほうがいい」

フランス南部のニースで、革命記念日の現地時間午後10時半ごろ、花火の見物客にトラックが突っ込み、これまで84名以上が死亡。運転手はチュニジアとフランスの2つの国籍を持つ、ニース在住の男だという。フランス政府は、テロと断定。さらに過激派組織「イスラム国」が関与している可能性を示唆した。革命記念日は「パリ祭」とも呼ばれ、フランス人にとってはとても大切な日。また昨年11月、パリで起きた同時テロ以降、非常事態宣言が出ていた。それでも、8か月が過ぎ、今月26日でようやく非常事態宣言が解除される…その矢先の惨劇だった。

同日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、今回のテロについて、さまざまな角度から紐解いていくため、軍事ジャーナリストの黒井文太郎さん、エジプト出身で2歳の時、来日したタレントのフィフィを招き、話を聞いた。

■軍事ジャーナリストが見る「容疑者像」、フィフィが指摘する「壁にぶつかった人を刺激する」手法

黒井さん)ISそのものの犯行ではない可能性がありますが、容疑者はISシンパではないかと思いますね。先月フロリダで起きた銃乱射と同じ図式で、後から「IS戦士の実行」とIS系のサイトで事実上の犯行声明を出す可能性もあると思います。

地元の人とういことで、車があればこういうことができるとわかっている人ですね。目的としてはたくさんの人を道連れにするということがはっきりしている。

フィフィ)教養の高い人が(事件を)起こすことが多い。(何らかの)壁にぶつかったときに、ISとか何かの思想にすごく刺激されて。ISがテロをしろって言っているのではなく、ISを利用したかたちで(テロが)行われている。

なんでイスラムかっていうのは、宗教を利用することで、感情を動かすことが楽だからです。

■今後、テロの広がりへの見通しは

黒井さん)今回、ISの仕業かどうかはまだわかりませんが、そうでなかったとしても、ソフトターゲットをどんどんやれということを呼びかけているのは確か。今回のことが誘発剤になるんですね。今までは武器や爆弾でしたが、(トラックという)身近なものが、これだけのことができるとなれば、続く者が出てくる。頻発することは間違いないと思います。

フィフィ)外国人が集まりやすいところというのは、狙われやすい。観光地っていうのも、チュニジアでも美術館が狙われたりとかしていて、政府に対して何かを訴えるときに観光地を狙うというのは珍しくない。(今回の場合)「移民だからできない」「自分たちは受け入れられていない」っていう気持ちを、過激派が刺激しているんじゃないかなと思います。今は簡単に、そういう失望感につけ込むような情報などがインターネットで共有できてしまう。だから、そういう(ISの)情報をみても「つけ込んでいる」と思ったほうがいい。

これから夏休みがくる。フィフィは、「学生なんかもいろいろなところに行くと思いますが、そういうところ(観光地)は危険だっていう認識をもっていただかないと。また、日本で起きないという保証もないですから、テロの防災訓練をしたほうがいいです。日本人は敏感に反応できないけれど、海外では何でも起こりうる」と、個人個人の危機意識の重要さを訴えた。


※『AbemaPrime』は放送時間が変更になりました!

毎週月〜金曜日 21:00〜23:00「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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