天皇陛下、「生前退位」の意向 NHK報道も宮内庁が正式否定

NHKの報道によれば、天皇陛下が、天皇の位を皇太子さまに生前のうちに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示されていることが、政府関係者への取材でわかった。皇室典範には天皇の生前退位の規定はなく、今後、生前退位を行う場合は皇室典範改正の議論に発展する余地もある。


この第一報に対して、皇室ジャーナリストの神田秀一氏は「想像もしていなかった話だ。この意向が本当にあったとすれば急に出た話ではない」と驚きを隠せない様子だった。また生前退位という意向を示した要因については「天皇のお気持ちですから、それまでのお言葉などから察するひとつの要因に高齢化はあると思います。また病気の治療をして経過観察中であることもあると思います。2.3年前まであった公務は1000件、最近では500件程度に減ったとはいえ、一日一件以上こなさないといけない」と昨今の多忙ぶりも要因にあると推察。

仮に生前退位を天皇がご自身のご意向で発言されたとすれば、皇室典範という法の改正に関する政治的な発言と捉えられるおそれもある。神田氏は続けて、「天皇が自分の口から仰るというのは普通ありえない。周辺情報からもれだしたということもある、もしかしたらこのタイミングでの情報が伝わっていく事自体が意向に沿わないのかもしれない。」


一方、明治天皇の玄孫の竹田恒泰氏は「まだ報道を見る限り、スクープ的な報道。どういうカタチで報じられたニュースかが気になる」と冷静に見立てる。「まだNHKしか報じていないことなので、ひとつの情報だけで判断するのは少し乱暴だ」と分析。

その後、宮内庁が正式にこのニュースを否定したことを受け、神田氏は「天皇に対して、最高の責任を持っているのは内閣。内閣に従うしかない」と締めくくった。


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