竹田恒泰、天皇陛下の生前退位報道に「憲法違反の可能性」 宮内庁は全面否定


13日夜、天皇陛下が生前退位の意向を示されたことが報じられ、波紋を広げている。

天皇陛下が、生前に天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」のお気持ちを示されていることが、政府関係者などへの取材で分かったという。天皇陛下は現在82歳で、今も多くの公務を続けられている。「皇室典範」には天皇の退位の規定はなく、今後、皇室典範の改正の議論につながっていく可能性もある。


AbemaTV『AbemaPrime』には、この日明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏が出演。番組冒頭、速報を聞いたばかりの竹田氏は「本当にびっくりしました。スクープのような状態なので、情報が出た経緯を知りたい」と驚きを隠さなかった。また番組では皇室ジャーナリストの神田秀一氏に見解を伺った。



神田氏も「今、陛下は葉山の御用邸にいらっしゃるので、このタイミングで(そういう報道が出るとは)想像もしていなかった」と驚いたことを明かし、「もしご意向だとすれば、急に出た話ではないと思います。ご意向が真っ先に伝わるのは宮内庁の侍従長。そして長官、政府官房長官という流れです。そこから総理大臣のところまでいく。ご意向は政府からではなく宮内庁からくるんです」と、“政府関係者”が情報の出元だという点に違和感を示した。

陛下がそういったお気持ちを示されている理由には、“もしそうだとしたら”という前提で、高齢化と病気を治療したことがあり、現在経過観察中であること、そして目や耳の不調などで、公務が一部スムーズにいかなくなってきたことを吐露されたことがあることを挙げたが、皇室典範の改正につながるような発言になることから、やはりご自身から発されたものではなく、周辺の誰かが漏らしたのではないかとみる。


竹田氏は、「それを聞いた人が公に話してしまうことが、憲法上の問題になりうる。天皇陛下を政治利用して法改正に持ち込むという…。本来であれば内閣総理大臣が内々に伺って、粛々とすすめられるもの。スクープのような報道は非常に乱暴、陛下も望んでいなかった可能性もあるわけで、大問題です」と、情報の流れを問題視。生前退位そのものについては理解を示しながらも、

「今回これをきっかけに生前退位ということを制度としてつくってしまった場合、内閣が退位を決定するということも起こりうるんです。これはわたくし個人の見解ですが、特別措置として一代限りでおこなうべきであって、皇室典範に組み込むべきではないと考えます」

と、改正があるならば慎重に進めるべきだと主張した。



また、番組中に、宮内庁の山本信一郎次長が「そのような事実はない」と否定したという情報が入り、竹田氏は「当然ですよ。こういう政治的な発言を陛下のご意向でもって発表するなんてこと自体、重大な憲法違反の可能性がある。宮内庁が否定したと聞いて安心しました」とコメント。ただ情報の流れが明らかになったわけではなく、依然気になるところではある。


なお、竹田氏は自身のTwitterに「やはり、宮内庁は否定しましたね。いったい誰がリークしたのか、、、、」と投稿している。


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