参院選、現役高校生の投票率は「80%」 各党の若者アピールは成功したのか?

10日に行われた参院選の投開票。今回から選挙権が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられたことによって話題になった。それを受け、各政党はどのような対策を取ったのか。AbemaTVの報道番組「AbemaPrime」では各党の議員がスタジオに緊急招集され、大激論を行った。



今回の参院選の全国の投票率は54.70%であったのに対し注目の18〜19歳の投票率は45.45%。一方で慶応大学特任講師の若新雄純は「面白い数字が出ています。概算なんですけど知り合いの政治家が計算をしていて。実は18歳の中でも現役の高校生の投票率は約80%」といい、高校で先生に今度選挙があると言われていたことや、住民票がある家に住んでいるのが高い投票率につながった理由ではないだろうかという分析する。


番組では、このような10代の若者に各党はアピールが出来たのか。各党一押しの議員による大議論がおこなわれた。



まずは自民党の小林鷹之氏が「若者向けに漫画で選挙のパンフレットを作ってアピールしてきた。ただ、これはスタートであって、これを続けられるかが問題。高校よりもっと早く選挙についての教育が必要だと思う」と発言。



続いて公明党の樋口尚也氏が「我々はカードを作って有権者の声を書いてもらったりする、声聞く運動というのに力を入れた。今回で制度は整ったと思う」と、今回の選挙で若者からの声を多く聞くきっかけを作ったと力説。



民進党の初鹿明博氏は「政治に関心がない若者に、どうやったら関心を持ってもらえるのか考え、スマホサイトを作った。さらに、原宿のお店に民進党のブースを出してゆるキャラを登場させたりしてきた」と、若者にあわせたアピールをしたと強調した。



日本共産党の田村智子氏は「返さなくていい奨学金を増やそう! とか、ブラックバイトの問題などが若者に特に関係があることをアピールしてきた」と、若者が対象の問題をとりあげることで、関心をもってもらおうとしたと説明。



ここでおおさか維新の会の足立康史氏が「漫画とかアプリとかやったらいいとは思う」としながらも、「政治そのものが面白くないといけない。そういう政治をやっていくのが大事だ。」と、続けた。


若新氏が「今回の選挙で若者は投票所の行き方は教わったけど、誰に投票すればいいのかはわかっていない」と発言すると、足立氏が「大人もわかっていなく、ろくな理由で選挙に行っていない。組織政党の共産党さんとか民進党さんとか」と指摘。すると、民進党の初鹿氏が「組織でもなんでもない。若者が自発的に事務所に話を聞きに来たりしている」と反論した。


そのほか足立氏が「今回の選挙で争点が何だったのか、何を言っているのかよくわからなかった」と、発言すると、共産党の田村氏が「それは理解力が足りないんじゃないですか!?」と、言い返したり、足立氏が「財源の話をしたのは私のところだけだ」と、言うとすかさず田村氏が「そんなことはない。それは聞いてないだけじゃないですか!?」と、発言したりと、終始熱い言い争いが繰り広げられた。


このような流れを見て、若新氏が「『投票に行きましょう』ではなく、今回みたいに大人同士がバトルしているのをもっと見せるべきだ。そうすると若者がもっと政治に興味を持つと思う」と、締めくくった。



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