ハリーこと張本勲さん、日ハム大谷に「喝だ!」を出した理由

オレ達のハリーこと張本勲さん(75)がやはり言ってくれた。10日の朝放送された『サンデーモーニング』のスポーツコーナーでは、世界で最も高いレベルのサッカー大会とも言われるEURO2016の準決勝の模様が紹介された。ここでハリーは顔を曇らせ「楽しいですか?」と言った。司会の関口宏氏が怪訝な顔をするとハリーは「地の果てで外国人がやっているのを見て、(他)人がやっているのを観て何が楽しいの? Jリーグの方が楽しいよ」と普段通りの安定的「日本人を応援しよう」スタンスを見せつける。

かと思えば、「1番投手・大谷翔平(日ハム)」が世界初の「1番投手が試合開始1球目でホームランを打つ」という快挙に「喝だ!」と吠える。またまた関口氏が困惑の表情を浮かべるとハリーは「栗山監督に喝だ!でたらめな起用をして良くないよ。草野球でもやらないよ」と言う。スタジオは「でも、ファンは喜んでいるし、大谷の凄さに『あっぱれ』を入れるべきでは……」といった微妙な空気が流れた。しかし我らがハリー。大谷のことをキチンと考えているのだ。

「ランナーで塁に残ったりしたらどうするの?」こう語り、大谷がもし二塁打でも打って残塁した場合、休む間もなくすぐに1回裏の投球に入らなくてはいけないと指摘したのだ。これは、1回に必ず打順が回ってくる「1番」はやめた方がいいという気遣いであり、さらに「監督はすぐ辞めるけど、選手は将来が大事なんだよ!」と優しさを見せるのだった。


そして、同コーナーについては、大沢啓二親分が亡くなってからは「助っ人」が必ずハリーと一緒に登場するが、この日登場した山田久志氏(元阪急ブレーブスのエース)は最高のパートナーである。同氏の何が素晴らしいか? それについては、来週語ろう。いや、ハリー&山田氏のコンビで定着させてもいいと思うレベルである。


文・中川淳一郎

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