みのもんた、参議院選挙特番がスゴかった 「ギョギョッ!女だらけの超党派美女選挙」

参議院選挙が投開票されたが、選挙特番では相変わらず池上彰氏が仕切るテレビ東京の特番が「歯に衣着せぬ」と話題だった。そんな中、私はAbemaTVの報道番組『みのもんたのよるバズ!』を観ていたのだが、なんなのだろうか、これ……。なんと、番組MCのみのもんた氏(71)の嗜好に合わせたのか、「ギョギョッ!女だらけの選挙特番」といった雰囲気なのである。

番組コメンテーターも元NMB48梅田彩佳、「女子大生社長」椎木里佳氏、「お嬢様芸人」たかまつなな、憲法暗唱が得意技の元AKBメンバー・内山奈月、作家・元AV女優の鈴木涼美氏ら女性だらけだ。最後に鹿児島県知事選に勝利した元テレビ朝日アナウンサーの三反園訓氏が中継で登場したり、東京選挙区で政治団体「国民怒りの声」から出馬し落選した小林興起元衆議院議員がスタジオに来たものの、終始、女・女・女なのである!

極め付けは、政党本部で「当選者ボード」に花をつけていく儀式の代わりになんと「美女候補ボード」に花をつけていくという演出を施し「女だらけ」の一貫性を見せつけたのだ。まさに「超党派美女選挙」というスタンスをみの氏と番組スタッフ諸氏は取ったのだった。

となれば、中継で話を聞く相手も美女だらけである。今井絵理子(自民)、増山麗奈(社民)、高樹沙耶(新党改革)、三原じゅん子(自民)、石井苗子(維新)の5人だったのだが、オイ、当選者は今井氏と三原氏かいねぇじゃねぇかよというツッコミをものともせず、みの氏が増山氏に「あなたはエロテロリストと呼ばれてるらしいね」などと質問をし、さらには「平和=エロってこと?」と聞く暴走ぶり。

う~ん、「女だらけの選挙」という手があったか。となれば、次に期待するのが東京都知事選の特番だが、こうなったら「泡沫候補しか登場しない選挙特番」なんかも期待したいところだ。

いきなりマック赤坂氏がいかにして「選挙で負けても笑顔を維持する方法」のレクチャーを始めたかと思ったら、NHKへの受信料支払いを訴える「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏が、NHKの集金人との攻防の歴史をしみじみと振り返るなどのまったく異なる切り口の選挙特番を展開してもらいたい。都知事選は、当選者が一人しかいないし、どうせ当選者はその後取材が殺到してその肉声は聞けるもの。だったら、メディアからあまり取り上げられなかった候補者の人物像や、「目立ちたがりのカーニバル」とも言える都知事選の磁力が一体なんなのかを徹底解明してもらいたいものである。


文・中川淳一郎

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